ABOUT SANWA三和の特徴

  • 社長:2012年10月の設立から5年が過ぎ、タイ工場は次のステージへと移行する。当初掲げていたグリスニップルの安定供給・製造キャパシティの確保という目標は達成されたと見ている。これからは、タイを含むアジア地域を広く市場として捉え、グリスニップルの製造のみならず販売拠点としての充実、そしてOEM型の金属加工サービスの立上げを進めていく。北山尚之マネージャーには、日本本社の品質管理責任者(QMR)としての経験、そしてOEMサービスのエンジニア出身である背景を活かし、これらに取り組んでもらいたい。
  • 北山(尚)前任のおかげ、そしてタイ人スタッフの成長・充実もあって、今のタイ工場はグリスニップルの製造拠点としては十分に機能していると思っています。一方で、タイ工場が1メーカーとして自律・自立しているか?と問われると、正直課題は多いと感じています。これまでタイ工場は主要な売り先を日本本社とし、品質や納期の面で日本・タイ間では柔軟な調整が行われてきました。設立当初は、タイ工場の早期稼働を目指すべく、タイ工場の未成熟な部分を日本本社が補う必要がありました。その調整は必要なものだったと思います。ただ、その調整があるために、タイ工場では課題として認識されてこなかったものがあります。そういった課題を見える化し、PDCAサイクルの中に落とし込んでタイ工場のノウハウとして構築する必要があると思っています。
    OEMサービスの立上げは、新たなBOI認証取得からのスタートになります。私自身、OEMサービスのエンジニア出身で、コーポレート業務には不慣れな点もありますが、自分のモノづくり経験が最大限に活かしえる場として、とてもやりがいを感じています。


  • 社長:この5年間、海外での工場立ち上げが三和金属にとって初めての経験であることもあり、手探りで進めてきた。そのため、整理が不十分なことも残っており、色々と苦労を掛けていると思う。
  • 北山(尚)正直、大変なことも色々ありましたし、これからもあると思います。ですが、残された課題は、取組むべき時期が当時ではなかった、今取り組むべき時期にきたと捉えています。私も、次世代から「もっとこうしてくれれば良かったのに」と思われるかもしれませんし(笑)。また、そういった課題があることに感謝もしています。日本にいたころは、自分の仕事を点で捉えていました。歴史の長いある種成熟した工場環境でしたので、それでも十分に機能していたのだと思います。しかし、小さいながらタイ工場という新しい会社のマネージャーの立場に立つと、現場のそれぞれの仕事のつながりを線や面で理解し、達成すべき結果に必要なプロセスの抜け漏れやムダを見つけ出して改善していくことが求められます。不整理な部分や課題は、そういったプロセスを線や面で理解することで初めて見えてくるし、またそうしなければ解決できない。私に新たな気づきを与えてくれました。


  • 社長:タイ工場が課題に前向きに取り組んでいってくれているおかげで、日本側でも気づかされることが沢山ある。現在は相互にメーカーとしての高みを目指す仲間のように映る。
  • 北山(尚)そのつもりでいますし、そうありたい。いつか日本本社に「タイ工場でのノウハウを教えて欲しい!」と言われるくらい、やってやろうって。チーム三和の一員でありながら、日本本社の対等なパートナーとして向き合っていけるようになりたいです。それが、タイ工場がSanwa Metal (Thailand) という1メーカーとして自律・自立した状態だと思っています。タイ工場は歴史が浅い分、これまでのしがらみにあまり捉われず、ゼロから設計していかなければならないし、それができる。タイ工場では、タイ人スタッフから「なぜそうするのですか?」とか「この問題を日本本社ではどのようにクリアしていますか?」と日々質問攻めです。改めて考えてみると、日本本社では当たり前に行われていることでも、実は誰もその理由や意義を知らないことも沢山ある。その当たり前のおかげで防がれている問題があるけど、それに気づいていない、とか。長い歴史の中で、誰かが考えたことが組織に定着して、定着した後にその意味を知る人がいなくなる、というのは無理もないことかもしれません。だけど、組織知の形成という意味ではやはり課題です。タイ工場は、そういった日本本社の課題解決に対して貢献できると思います。

  • 社長:OEMサービスはこれからの立上げには、不安も多いだろう。日本本社からの必要なサポートは遠慮なく要請してもらいたい。日本本社もチーム三和の1メンバーなのだから。
  • 北山(尚)初めてのことだらけですから、色々なサポートが必要になると思います。一方で、どうしても日本とタイという離れた場所にあるためか、サポートをお願いするにしても、その内容や必要性、優先順位が実感として伝わりにくいことに課題を感じています。そこで、これまで以上に日本本社の社員にベテラン・中堅・新人問わずタイ工場に来てもらい、タイ工場の実態を現地現物で知ってもらい、またタイ人スタッフとも交流することを進めています。そうしていくことで、日本本社の各部門とタイ工場の各部門の繋がりが網目状に創っていければ、よりスムーズで綿密な連携が可能になると思っています。また、日本本社とのミーティングもテレビ電話などを使って、より頻繁に行うようにしています。お互いの現状をなるべくリアルタイムに共有することで、よりスムーズな連携が可能になると思っています。日本本社のみなさん、是非タイに来て下さい!待ってます(笑)。


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