三和の革新

INNOVATION 1

技術開発室INAUGURATION OF TECHNOLOGY DEVELOPMENT

2015年、既存事業に捉われない、次の三和金属を創るために必要な技術の開発・導入を目的に「技術開発部」を発足。
これまで三和金属は、グリスニップルのリーディングカンパニーとして、度重なる技術革新を行い、より高品質でリーズナブルな製品を提供できるよう努めてきました。また受託加工事業では、長い歴史の中で蓄積してきた職人の技術と最先端の機械設備を融合、そして協力会社とのネットワークを駆使することで、新たなフィールドを切り開き、より付加価値の高い加工サービスの提供に取り組んできました。
社会のニーズは多様性と変則性に富んだものへと変化しています。これからも加速度的に変化していくでしょう。三和金属が従来取り組んできた技術革新は、社内シーズ(=企業が既に抱えている技術やサービス) をベースにしたものでしたが、今後はそのような「動的なニーズ」に応えるべく、社内だけでなく、社外に存在するあらゆる技術要素を取り込んだ技術革新にも積極的に取り組む必要があるという考えに至りました。
技術開発部は、それを具体化したものです。技術革新の専任部隊として、社内シーズの活用可能性はもちろんのこと、社外の技術革新要素に関する情報収集・試験導入・実務展開などを行っています。また、既存顧客だけでなく、潜在顧客・社会の動きからニーズをとらえ、これに応える技術の開発・研究を任としています。現在は、従来の三和金属になかった複合加工機であるマシニング加工機の導入と生産事業化を進めており、今後は製品や加工設備、IoT等の社内モノづくりインフラの革新に取り組んでいく予定です。

INNOVATION 2

プロジェクト推進室Establishment of Project Promotion Office

2015年、社内の課題に対して「人的リソースを幅広く起用し、より迅速かつ有効的に解決する」ことを目的として、プロジェクト推進室を発足。
取組み事例として、新入社員の教育研修における教育ツールの作成(新人向けマニュアルなど)や社内設備に関する安全教育の充実、工場内レイアウトの変更、IT・クラウドツールの社内整備・普及(現在進行中)があります。

INNOVATION 3

生産合理化への取組みEfforts to rationalize production

目まぐるしく変化する現代社会のニーズに素早く対応するために、三和金属では生産性の向上に向けた取り組みを行っています。例えば、グリスニップルの加工・組立工程や検査工程の自動化により無人化・24時間自動化を、受託加工事業では自動ローディング機・ガントリー式ローダー機の導入により従来比1.3~1.5倍の生産性向上を実現しました。

革新の未来

革新の先にある
三和金属の描く未来

三和金属にとって、企業の存続意義は「その関係者が幸せでいること」です。働く人にとっては、その人の生活が経済・精神の両面で充実していることを指します。またお客様や仕入先様にとっては、その人のビジネスが三和金属によって充実していくことです。
そんな未来を実現していくため、三和金属では以下の人材を募集しています。

新たな付加価値を
追究する人材。

ビジネスは付加価値を生み出すことで対価を得るもので、一度生み出された付加価値は時間の長短を問わず陳腐化し、その価値を無くしていきます。ですから、今ある付加価値に固執するのではなく、その付加価値に“代わる付加価値”を生み出すことが重要だと考えています。これは企業の事業に限ったことではなく、個人の仕事においても同様です。三和金属は、「自ら仕事・付加価値を生み出し、これに代わる新たな仕事・付加価値を追究する」人材を求めています。

自分の「正解」を信じて
行動できる人材。

人間の見る時間軸(長短)は個人毎に異なります。自分と他人が見る時間軸は必ずしも同じではありません。時間軸が異なれば、その時々でとるべき思考や行動の選択も異なり、そのどれもが誤りでもあり、正解でもあるのです。そんな異なる時間軸を持つ人の集合=社会・組織の中で大切なのは、自分の目で見て、耳で聞いたことから自分の「正解」を導き出し、その実現に不断の努力を惜しまず行動に移せること。それは企業も同様です。だから三和金属では、自分が思う「正解」を信じ行動できる人を求めます。